二人目が産まれてくる時、上の子に読んであげたい絵本。“ちょっとだけ”
ママは赤ちゃんのお世話で忙しそう。なっちゃんはママにやってもらいたい気持ちを我慢して、自分で頑張ります。いつもママがやってくれてるのをみていたので、ちょっとだけ成功します。
でも、毎日がんばってるお姉ちゃんも、眠くなった時には、ママに甘えたい。ママ、ちょっとだけでいいから抱っこして。「ちょっとだけじゃなくて、いっぱい抱っこしたいんですけどいいですか?」とママ。文章からママとなっちゃんの愛情溢れる気持ちがいっぱい伝わってきます。
下の子を妊娠して臨月にはいった時、上の子もまだ2歳になる前ですごく甘えたい時期だけど、お兄ちゃんになるということも教えてあげたかったので読み聞かせました。最初にこの本を読んだときは、胸がつまって、わたしがボロボロ号泣。長男も、感極まったのか最後のママとの抱っこシーンでわたしに抱きついてきてくれました(可愛すぎた)。この本で彼がどんな影響を受けたのか、受けてないのかは分かりませんが、セリフを覚えるくらいなんどもなんども読んで読んでとせがまれたうちの1冊。最近は出番が少なくなってきちゃったけど、もし3人目を妊娠することがあれば今度は次男に読んであげたいな。
もちろん子供にもいい本ですが、親の自分もはじめての二人育児を前に、背筋が伸びる思いになる一冊です。
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