トイレトレーニング、3歳3ヶ月でオムツがとれるまで

1歳半を過ぎて子育てにも余裕がでてきた頃、頻繁に耳にするようになってきたのが「イヤイヤ期」「魔の2歳児」そして「トイレトレーニング”」。 誰かに言われたわけでもないのに「2歳からトイレトレーニングを始めて3歳の夏に本格的にとるのがベスト」「年少までにはオムツを外す」…と言う意識がいつの間にか植えつけられていました。結局3歳3ヶ月で取れたのですが、オムツが取れてホッとしたのと同時に思ったことは「トイレトレーニングという言葉で母親を慌てさせないでほしい」ということです。そもそもトレーニングは必要だったのか?という疑問も。オムツではなくてトイレでするというのは本人の意思が一番重要で、本人のやる気がないと何も意味がないのでは…。周りの子達や大人たちを見て、トイレで自分もしたくなった時にやり方さえ教えてあげれば出来るんじゃないかなと思いました。ただこれは外れたから言えることで、きっとまだ外れていなければ今でもトイレトレーニングを必死にやっていると思います。 ネットに溢れている情報や、こどもチャレンジの本、周りのお友達の進捗、おばあちゃんからの「まだ外れてないの?」攻撃。試しては挫折した1年半のトイレトレーニングについて書こうと思います。(もちろんすぐ外れる子は外れるし、個人差がとってもあるものなのであくまで我が家のやり方です) 

①おしゃべりトイレちゃん

1歳半くらいにこどもチャレンジ教材で届いた絵本。ボタンを押すと流れる音や音楽がするのでよく遊んでいました。このころは、「よし!トイレトレーニング頑張ろう」と私が勢い込んでいた時期なので、よく読み聞かせで登場しました。そして、トイレにこのおしゃべりトイレちゃんを貼り「トイレに行ってみようか」「コンコン、ノックしてみようか」と少しずつトイレに行くということを教えていました。しかし、やりすぎたのか最初は遊びの一環で楽しんで着いてきていた息子も、だんだん興味を失い、トイレに行かなくなりました。お風呂でおしっこをしている時に「しーしーでたね」「しーしーする時教えてね」と言ってももちろん教えてくれるはずもなく。色々な本に、トイレの間隔を計ってみてねと書いてあるけど、いつの間にかオムツについてる青い線。いつ出たのかがよく分からない!そんなこんなでいつの間にか絵本からもトイレに行こう!という遊びからも遠のいていきました。

②コンビの補助便座

2歳過ぎて、本格的にトイレトレーニングをしなきゃという雰囲気になりました。というより2歳で外れたという噂を聞いたり、会うたびおばあちゃんにまだオムツしているの?と言われ少し焦り始めたのが本音。そこで実践に移ろうと買ったのが補助便座。ステップありのものがいいのか、取っ手がないものがいいのか、色々な種類があり迷いましたが、先輩方の話を聞く限り結局どれを買ってもメリットデメリットがあるので、一番売れてそうなコンビの補助便座にしました。(というかそんなに補助便座によってトレーニングの進み具合が違うわけでもないので正直どれでもいい気がしました)早速トイレつけて、息子を座らせてみました。そしてトイレの間隔が相変わらずわからなかったので(不規則すぎて分からない)、まずは朝イチ、ご飯後、お風呂の前とタイミングを見ておしっこしようかと誘うのですが、できない…。最初のうちは補助便座が珍しくて座ってくれていましたが、座っても出ない、おろしてオムツにするとおしっこするの繰り返し。とうとう座ることすら嫌がられ始めて、ここでまた私の心が折れました。本人嫌がっているし様子をみようかな…

③トレーニングパンツ

それからまた半年。2歳半になり、いよいよ保育園でも女の子たちがオムツ外れてきた頃にまた焦り始めました。あいからず、たまーにトイレに誘っても出ないまま。なので強制的にトレーニングパンツを履かせることにしました。思えばこの時、トレーニングパンツでなく普通のパンツに変えてしまっていたら外れていたのかも…。トレーニングパンツは3層4層5層6層とあり、層があついほど漏らしちゃったおしっこを吸収してくれるそうです。彼の気分を盛り上げるためにトーマスとアンパンマンの3層パンツを買いました。とても喜び、喜んで履いてくれましたが、吸収しちゃうせいか、オムツと同じ間隔で気づいて触るとビショビショ。なまじ漏れてるかが分からないため、こちらもあれ?なんか濡れてる?と触って始めて気づく。。結局これも、なかなかトイレでしてくれるまでには至らず、楽なオムツに戻ってしまいました。


④ご褒美シール

 いよいよ3歳。ご褒美シールが嬉しい年頃になったので、しまじろうで届いた”おしっこできたら貼ろうねシール”の台紙をトイレに貼り、シールを置いてみました。これは効果的面。貼りたそうにしていたので、おしっこかウンチができたら貼ろうねと伝えて数週間。頑なにできるまでは貼らせないようにしていました。そしてとうとう、朝ウンチをするそぶりをしてたので、補助便座に座らせてみて、この取っ手をぎゅっと握るとウンチしやすいんだよ〜と教えてあげるとなんとウンチできました!本人もとっても嬉しかったみたいでシールもペタ。それから毎朝ウンチだけはトイレですることができ、台紙はシールで埋め尽くされました。


⑤しまじろうのトイトレおもちゃ

トイレが楽しくなるように、ご褒美シールに合わせておもちゃを置きました。毎回音楽が流れて本人も楽しそう。そこまで効果があったわけではありませんが、少しでもトイレを楽しい場所にできたからそういう意味では良かったかな

⑤お兄ちゃんパンツ(普通のパンツ)

ウンチはトイレでするようになったけれど、やっぱりおしっこはオムツの中でしてしまいます。トイレに行くという認識がない…。本人も全然切羽詰まってない。3歳3ヶ月まだ外れない、、どうしようと悩んでいた時、息子の仲良しの友達が外れたみたい。聞くと、やっぱりトレーニングパンツは良くないって。お兄ちゃんパンツなら漏らした気持ち悪い感覚がダイレクトだから、もうお兄ちゃんパンツを履かせたほうがいいよと言われました。早速、息子が大好きなカーズのお兄ちゃんパンツを購入し、しばらくタイミングを見計らっていつ言い出そうかなと考えていました。すると、次男がたまたま友人にもらったアンパンマンのオムツを履いているのを見て、僕も履きたいと泣き始めたので、お兄ちゃんパンツなら毎日もっとかっこいいのが履けるよ!と進めたところ、あっさりお兄ちゃんパンツを履きました。そして、一度も成功したことのないおしっこは、トイレに連れて行き、「いい方法を教えてあげるよ!お兄ちゃんパンツを少しずらせば、立ったまま簡単にできるんだよ!」と。立っておしっこはあんまり教えたくないなーと思いながらも、オムツが外れるならもう背に腹は変えられない!と立ったおしっこを教えてあげると、その場でできた!そしてこの日を境に、オムツからパンツになりました。


最初はやっぱり自分でタイミングや我慢する時間などがつかめないみたいで失敗することが多かったので、外出の際はパンツ&ズボンを3セットくらい持ち歩きました。それも1週間も経つと間隔も空き、トイレに行きたい時はほぼ教えてくれてくれるので失敗も減りました。結論、本人がやる気になれば一気に進む&お兄ちゃんパンツを最初から強制的に履かせちゃった方が早かったのかな。ただ、少しずつトイレの意識付けをしていった結果が3歳3ヶ月の外れるタイミングに結びついたとしたら、トイレトレーニングも無駄ではなかったのかな(と思いたい)。

⑥おねしょ防止シート

日中のオムツが外れても、夜寝ている時はまだオムツです。最初は夜もパンツ&おねしょ防止シートで頑張っていたんですが、2日に1回は夜中おねしょをしてしまいます。そして防止シートでお布団は濡れないものの、濡れて蒸れた服を数時間身につけてるのでお尻から太ももまで赤くかぶれてしまいました。そうなると、夜中もう気になって私が眠れない、30分ごとにチェックチェックチェック。しまいに疲れ果てて、結局夜は当分オムツで寝かせることにしました。


そして今、夜のオムツがいつ外れるのか、便座なしでウンチ出来るようになるのはいつか、いつまでウンチ後のお尻ふきを私がやるのか、などまだまだトイレに関する悩みはありますが、これからは本人の成長と気持ちを大切にしてゆっくり進めていきたいと思います。 

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